Compact Disc
ATOMHENGE - ATOMCD 1018 (2010)
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91年からトリオになったホークウインドは、ELECTRIC TEPEE(92)、IT IS THE BUSINESS OF THE FUTURE TO BE DANGEROUS(93)、THE BUSINESS TRIP(94)、95年に入ると変名バンドPSYCHEDELIC WARRIORSでWHITE ZONEをリリース。
そして4年にわたるトリオに終止符を打ち、95年初頭からパンク出身のベース兼ボーカルのロン・トゥリーを加入させ4人による新曲を作り始めました。トゥリー参加のスプリングツアーで手応えを感じたブロックは、夏場に4人でのアルバムの制作を行いました。ELECTRIC TEPEE以来使っている、ブロックの自宅農場スタジオでのレコーディングとポストプロダクション。
このなんとも、とほほなジャケやタイトルにあるようにズバリ、エイリアンをテーマにした作品。よってそのテーマをイメージさせるための重厚なシンセサウンドがスペースロッカーとして面目躍如となり、カルバート的役回りを担当するトゥリーのシアトリカルな歌唱(本来ベーシストですが、デイヴィがいるのでプレイはしていません)が印象的。さらにスプリングツアーでゲスト参加したギタリストのジェリー・リチャーズも招かれ、3曲に参加。ブックレットの解説は、ブライアン・タウン。レコーディングに立ち会ったそうで、その時の様子を回想しています。ボーナストラックは当時2枚組LPに収録されたトラックでタイトルは怪しげですが、ブロックのソロワークで明るく勇ましいインストでギターソロメインの小曲。
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2017/12/10 update