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Compact Disc

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AT THE ROUNDHOUSE

CHERRY RED RECORDS - CRCDBOX45 (2017)

Hawkwind AT THE ROUNDHOUSE
2CD+DVD(NTSCあり/リージョンフリー)。クラムシェル、インナースリーブ、折り込みポスター、ブックレット。
Hawkwind AT THE ROUNDHOUSE
DVDは1カメ固定で全景映すのみ。サイケなグラフィックの投影は相変わらず。

Hawkwind AT THE ROUNDHOUSEHawkwind AT THE ROUNDHOUSE

DISC ONE
  1. Ascent
  2. We Took The Wrong Step Years Ago
  3. The Watcer
  4. Born To Go
  5. First Landing
  6. You Better Believe It
  7. Earthbound
  8. Have You Seen Them
  9. Vegan Lunch
  10. Steppenwolf
DISC TWO
  1. Darklands
  2. Magnu
  3. Golden Void
  4. Synchronised Blue
  5. Deep Cavern
  6. INTO THE WOODS
  7. The Machine
  8. Welcome
  9. Brainbox Pollution
  10. Silver Machine
DISC THREE
DVD: LONDON ROUNDHOUSE FRIDAY 26th MAY 2017
  1. Ascent
  2. We Took The Wrong Step Years Ago
  3. The Watcer
  4. Born To Go
  5. First Landing
  6. You Better Believe It
  7. Earthbound
  8. Have You Seen Them
  9. Vegan Lunch
  10. Steppenwolf
  11. Darklands
  12. Magnu
  13. Golden Void
  14. Synchronised Blue
  15. Deep Cavern
  16. INTO THE WOODS
  17. The Machine
  18. Welcome
  19. Brainbox Pollution
  20. Silver Machine

2017年INTO THE WOODSに続く、公式ライブ・アルバム。CD2枚組にDVDのセット。2017年のINTO THE WOODSツアーのハイライト、5月26日ロンドンのラウンドハウスでの収録。Hawkwind最大のヒット曲Silver Machineが収録された場所であり、70年代には何度かギグを行った場所。そして77年2月27日、レミー率いるMOTORHEADをサポートアクトに公演をしたのが最後、それから40年後に行われたギグの模様を収録。このギグではMOTORHEADでのレミーの盟友、フィル・キャンベルのバンドPHIL CANMPBELL AND THE BASTARD SONSを前座に起用しました。
演奏された曲はCD2枚に収められ、DVDはその演奏を撮影したものですが、コンソールに設置した記録用ビデオの固定カメラ1台で画質的にはプロ機材ではないですし、パンニングもズームアップもなくステージ全景をひたすら見せるものですので、おまけと考えて良いかと思います。
参加メンバーはブロック、チャドウィック、ディブス、ウィートンに加えてキーボード兼ギターのマグナス・マーティン、サックスのマイケル・ソスナ(ゲスト)。アンコールにはフィル・キャンベルが参加。サックスのソスナは2013年のツアーにも帯同したことがあります。

DISC1
先ずはこのツアーで取り組んだアコースティックセットから開始。ブロックの挨拶とソスナやマグナスの紹介、そして1曲目Ascentは最新アルバムINTO THE WOODSから。メインボーカルはブロック。ピアノの音が聴こえますがDVDを観るとマーティンもギター弾いていますのでプログラムかと思われます。ウィートンはベースをプレイ。間奏はサックス。
続くWe Took The Wrong Step Years AgoはIN SEARCH OF SPACEの名曲、これもブロックがメインボーカル。間奏のアコギソロはマーティン。終盤、You Know You Are Only Dreamingのメロが入って美しく終了。ブロックがこの場所は77年に演奏して以来のステージであり、その時はMOTORHEADがサポートアクトだった。そのレミーのナンバーThe Watcherと紹介。レミーを連れてきたのがディクミクと説明しますが、奇しくもこのCD発売直前の11月に逝去しました。ボーカルはディブス。DOREMIに収録されていた曲。
演奏の終盤からアコースティックセットの終わりを告げるが如く電子音が鳴り始め、低音の唸り、This is earth calling...の呟き。
Born To Goがスタート。ウィートンのベースが強力な推進力になっています。中間部はブレイクした後、You Shouldn't Do Thatのリフに突入し、サックスソロとなり、リフが突っ走りまたBorn To Goに戻りますが、この辺りのどうなるんだか分からないスリリングな演奏は実にホークスらしい圧巻さが健在。First Landingはディブスの朗読。
そしてYou Better Believe It、ディブスがメインにブロックとチャドウィックがコーラス。マーティンはエレピでバッキング。中間部はスローテンポのアレンジでソスナのサックスソロ、続いてブロックのソロ。テンポが戻ってAメロ、コーラス。
シンセのスイープ音にサックス、マーティンとソスナが作曲のEarthbound。次のHave You Seen Themのイントロのような役目。INTO THE WOODS収録、メロディアスなHave You Seen Themですが、間奏は電子音が盛大に鳴り、ブロックのギターが続きます。マーティンはオルガンを演奏しソロもとってます。チャドウィックがリードボーカル。
続いて同じくWOODSから、ベジタリアンのブロックの信条とも言えるVegan Lunch。抑揚に富んだ曲でライブでも生えますね。そして間髪入れずに、Steppenwolf、ASTOUNDINGから。ディブスのメインボーカルにチャドウィックがハモり。間奏はワイルドなサックスでいい雰囲気。キーボードもオルガン一辺倒ではなくシンセのバッキングも入り、マーティンはなかなかいい演奏をしていると思います。ウィートンの骨太なベースの安定感が抜群でブロックのギターリフも冴えています。
DISC2
抒情的なアコギとシンセによるディブス作の小曲Darklands。そしてWARRIOR ON THE EDGE OF TIMEのMagnuが始まります。メロトロン風のコード音がバックに流れています。間奏はブロックのギターソロ、メドレーで同じくWARRIORのGolden Voidに突入、ボーカルの後の演奏はサックスソロ。この曲にサックスソロ、合いますね。
少し怪しいムードのイントロを挟んでMACHINE STOPSのSynchronised Blue。原曲のノリの良さがライブでさらに生き生きとし、間奏も引き伸ばされています。
Deep CavernはINTO THE WOODS収録のディブス朗読曲。続く重いリフから始まるのはINTO THE WOODSのオープニングの同タイトル曲。リードボーカルはディブス。
続いてTHE MACHINE STOPSのオープニングのスピードチューンThe Machine、間奏の決めリフをバックにサックスソロが乗るところはかっこいいですね。次いでブロックのギターソロに。今回ブロックさん、結構弾きまくっています。映像がなかったら、マーティンが弾いているかと勘違いしたかも。
一際電子音が大きくなるとWelcome。決めの一発長いです。
アンコール、ブロックがフィル・キャンベルを紹介。Brainbox Pollutionはディブスとブロックがボーカル。キャンベルのギターは左チャンネルでリードソロをとっています。演奏は乗りに乗ってます。この曲は73年のシングルUrban GuerrillaのB面曲でした。続いてエンディング、Silver Machine、リードボーカルは最初がチャドウィック、次がディブス。その後はリフのリピートを続けて、キャンベルのソロを聴かせる演奏。

DVDは前述しましたようにオマケ程度のもの。サウンドのセットアップ画面はなく、各曲のインデックスはされていますが、字幕のクレジットはありません。しかしながらCDだけでは分からないボーカルを誰がとっているのかなど演奏状況がある程度把握できるという利点はあります。ダンサーは出演していませんが、なぜかDarklandsという曲の時だけはマジシャンが出てきて手品を披露します。マグナスは基本鍵盤のプレイがメイン、電子音の多くはディブスが担当し彼はギターもベースも弾いていないとか、そのような状況が分かります。
2017年のホークスは、昨年に続き年1ペースでスタジオ新作INTO THE WOODS発表、そのチャートイン。そしてこのライブアルバムリリース。さらに来年11月には初のオーケストラ共演の企画IN SEARCH OF UTOPIAの告知もされ、順風満帆です。


関連情報

・同年発売された3枚組LP盤のレビュー

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2017/12/21 update


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