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HAWKWIND | FREE FESTIVALS

WEIRD 103 (1980)

WEIRD 103 - HAWKWIND FREE FESTIVALS

  1. High Rise
  2. Damnation Alley
  3. Uncle Sam
  4. Robot
  5. Cake Out
  6. Circles
  7. Elements
  8. Slap it on de table

後年CD化された際、77年のストーンヘンジでのライブ・テイク、同年のスタジオ・デモ・テイク及び75年8月のワッチフィールドのフリー・フェスティバルでのテイクとクレジットされました。

最初の4曲がストーンヘンジのものとなっておりますが、2023年にリリースされたDAYS OF THE UNDERGROUNDにこのテイクと同じトラックが収録され、そこでは77年9月のレスターとのこと。今となっては、どちらを信じて良いか分かりません。カルバート、ブロック、キング、ハウス、ショウによる演奏。
High Riseのテイクは、のちにANTHOLOGY系コンピやアトムヘンジリマスターのQUARK STRANGENESS AND CHARMに収録されます。
Damnation AlleyとUncle Samはメドレーで演奏されます。ショウの特徴的な音色のベースがドライブ。ハウスは間奏のバイオリンは弾かずキーボードに徹しています。
Robot さらにヒートアップした迫力あるプレイ、間奏の鬼気迫るバイオリンが良いですね。この3曲はのちに一部のコンピに収録されますが、アトムヘンジリマスターには収録されていないので比較的レアなトラック。
Cake Outは77年のスタジオにおけるジャム。メンバーは上記のライブと同じ5人。初期の混沌としたプレイを想起させます。のちにHash Cake Cutあるいは Hash Cake '77 というタイトルでコンピ盤などに収録されます。この曲はCD版ではタイトルが出てませんがちゃんと収録されています。最後のSlap it on de tableも同じ時期のスタジオジャム。

次の2曲Circles、Elementsがワッチフィールドのテイク。これは75年レディング・フェスの翌日に出演したフリー・フェスティバルで、ハウスとキングは欠席。ブロック、ニック、パウエル、ルドルフの4人によるインプロ中心の演奏。75年当時のホークスとは思えないフリーなプレイで、興味深いテイクです。のちにコンピ盤やアトムヘンジリマスター版WARRIOR ON THE EDGE OF TIMEにボーナス収録されます。
なおCD版ではDamnation Alleyが2パートに分けた表記になっていますが、テープと同じものです。またインデックスエラーと曲名ミスがありDamnation Alleyの途中でインデックス3となり、CDインデックス4がRobot。5がCake Out(クレジット抜け)、6が Circles、7がElementsの改題I Am the Eye、8がSlap it on the tableです。


関連情報

・後年CD化された WEIRD TAPES 3 - FREE FESTIVALSのレビュー

・WEIRD TAPESについて
・2023年リリースのカリズマ期をコンパイルしたボックスDAYS OF THE UNDERGROUNDのレビュー

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2023/07/14 update


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