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HAWKWIND | FREE FESTIVALS

WEIRD 106 (1982)

WEIRD 106 - HAWKWIND 1970/3

  1. Make What You Can
  2. Born To Go
  3. Master of the Universe
  4. Jam
  5. Hurry On Sundown
  6. Come Home
  7. We Do It
  8. Earth Calling

1970年から73年までのアウトテイク、ギグテイク、BBCセッションなどを集めたもの。時代的に音質がイマイチですが、資料的には興味深いテイクが多いもの。

Make What You Can それまで発表されたことがない曲。おそらくスタジオテイクで、全くの新曲。時期的には72年か73年の収録。参加メンバーはDOREMIやSPACE RITUALと同じメンバーと思われます。コード進行がメジャーなポジティブ・ソング。間奏はブロックのワウのかかったエレキソロにノイズが流れ、後半はコーラスにも電子音が絡みます。終盤、SPACE RITUALのエンディングWelcome To The Futureのイントロ部分に似たギター演奏でフェードアウト。7分ほどのいい感じの曲ですが、アルバム収録から外れたのは、曲の内容が当時のホークスの方向性とはかなり異なるからかもしれません。しかしホークス初期絶頂期に作られ、未発表だった貴重なテイクです。のちにEMIのコンピレーションPARALLEL UNIVERSEにミックス違いで収録されます。
Born To Go / Master of the Universe 72年リリースのGREASY TRUCKERS PARTY(72年2月ラウンドハウスでのライブ)に収録されたテイクと同じもの。
Jam この時点では初出ですが、同じく72年のラウンドハウス・テイクでBrainstormの後半部分がSeeing It As You Really Areになった部分をフェードインで収録。フルバージョンはGREASY TRUCKERS PARTY完全版に収録されています。
Hurry On Sundown この時点では初出で、のちにANTHOLOGY系などのコンピに収録されます。70年8月BBCのスタジオでのセッション。メンバーはブロック、ターナー、ラントン、オリス、ディク・ミク、トーマス・クランブル。クランブルはアルバム収録なく脱退しているため、その演奏テイクはここくらいです。
Come Home 前曲と同じBBCセッションで、同様にANTHOLOGY系コンピに収録されていきます。曲調はブロックの以前やっていたカントリー調でホークスらしくないもの。中盤から反復になり電子音が鳴りますが、フェードアウト。
We Do It 同じくBBCスタジオセッションですが71年4月のテイク。メンバーは前曲に対してラントンが離脱しています。のちにYou Shouldn' Do Thatに発展するその原曲。1stアルバムから2ndアルバムへ発展していく中でのトライアル。
Earth Calling 72年9月パリスシアターでの収録テイク。BBCラジオOA用に収録されたもので、のちにBBC RADIO ONE LIVE IN CONCERTAT THE BBCに収録されます。


関連情報

・後年CD化された WEIRD TAPES 6 - LIVE 1970 -73のレビュー

・WEIRD TAPESについて

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2019/11/28 update


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