ホークウィンド・デイズ・コラム

2016年5月12日
R.I.P. 冨田勲さま

このゴールデンウイーク明けに冨田勲さん逝去のニュースが流れました。またしても巨星が行かれてしまいました。

小学生の頃、音楽に強く興味をもったキッカケが冨田先生の「惑星」でした。子どもにとってはLPレコードは大金でしたので、おそらく親に買ってもらったと思います。

中学生の時には「宇宙幻想」がリリースされ、貯めたお小遣いでなんとか購入。レコード屋の購入者特典で、新宿紀伊国屋ホールで開かれるという先生の解説によるレコード演奏会に行きました。会場では4チャンネルサラウンドのセッティングとなっており、その包まれるサウンドにや重低音に魅了されました。先生の話もとても興味深いものでした。終演後、ロビーで冨田先生のレコードを購入するとその場で先生にサインをしてもらえるという状況だったのですが、新譜を月に1枚買えるかどうかという身分でしたので、そこでは泣く泣く通りすぎるだけでした。あまり購入者もいないようで、先生は寂しそうに見えました。いつか大きくなったら全部買いますね、先生!と心に誓いました。

そしてそれから33年の月日が流れ、2011年に「惑星 ULTIMATE EDITION」のリリースを記念したタワレコ主催のトーク&サイン会(DENON銀座音楽倶楽部)に応募。ようやく念願のサインをいただくことができました。先生のお話は33年前と変わらず興味深く、糸川博士のエピソードも楽しいものでした。

少年時代の自分に音楽の可能性、関心をもたせてくれた冨田勲先生に深い追悼の意を捧げます。

冨田勲 惑星 ULTIMATE EDITION, PLANETS, Isao Tomita

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