SPACED OUT IN LONDON
HAWKWIND RECORDS HAWK-SR001CD (2004)
ジュエルケース。

Earth Calling
Aerospaceage Inferno
Angels Of Death
Out Of The Shadows
Time Captives
Master Of The Universe
The Gremlin Song

Time And Confusion
Hurry On Sundown
Lighthouse
The Watcher
Assassins Of Allah
Do That
Earth Calling

2004年のホークウィンドは、オフィシャルサイト MISSION CONTROL でこのライブ盤の通信販売を3月に開始。この手の自主制作盤は HAWKWIND 1997 があり、オフィシャルサイトの会員のみが購入可能なものでした。今回は会員に関わらず一般販売しています。オフィシャルサイトでの通販のみの扱いになっており、プレスは VOICEPRINT ではなく、純粋な自主制作盤です。

レコーディングは2002年12月13日、クリスマスミニツアーの最終日、ロンドンのウォルサムストー・アッセンブリー・ホールのもの。メンバーはブロック、デイヴィ、チャドウィックの3人にゲストでアーサー・ブラウン、ティム・ブレイクが参加。
このアルバムの翌月にリリースされたDVDの OUT OF THE SHADOWS でも、同ツアーの音源は聴けます。そちらはツアー初日の模様で、ラントンが参加しています。この最終日ではラントンが不在のため、ブレイクのキーボードがよりフューチャーされたアレンジとなっており、DVD、このアルバムとそれぞれに楽しめます。DVDと曲順は同じですが1枚CDとして収録時間の都合上曲数は若干少なくなっています。
注目の2人のゲストですが、 ブレイクはシンセソロを頻繁にとっており、やはりホークスとのマッチングは大変良いと思います。79〜80年在籍時の定番ソロ Lighthouse も演奏。
アーサー・ブラウンは Aerospaceage、Time Captives 〜 Time And Confusion でリードボーカルを披露。かつて参加したロバート・カルバートの1stソロ CAPTAIN LOCKEED AND THE STARFIGHTERS の曲や自身のバンド CRAZY WORLD や KINGDOM COME の曲もホークスをバックに熱唱しています。
レミー在籍時の The Watcher がアレンジが新しくなってデイヴィによって歌われていたり、久々の Do That など聴き所がたくさんあります。
ジャケットは2002年当時ホークスのツアーポスターをてがけたピーター・プラウコニック。

ホークウィンドは4月〜5月には UK、スコットランド、アイルランドを回るツアーを実施。メンバーはデイヴ、デイヴィ、チャドウィックのトリオという布陣が復活しました。ツアーにはラントンが同行し、前座でアコースティック・セットのみをプレイしました。