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Analog Disc

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HAWKWIND | UNDISCLOSED FILES

EMERGENCY BROADCAST SYSTEM (1993)

Hawkwind / Undisclosed Files LP
シングル・ジャケ、インナー無し。ジャケ裏は無地。レーベル面にも何も表記無し。まるで海賊盤です。

Side 1
  1. Orgone Accumulator
  2. Sonic Attack
  3. Watching The Grass Grow
  4. Damned By The Course Of Man
  5. Master Of The Universe
  6. Coded Languages
Side 2
  1. Ejection
  2. Motorway City
  3. Dragons And Fables
  4. Heads
  5. Angels Of Death

ブートレグの体裁なんですが、バンドが直販リリースしたアルバムで音質はそこそこ良いアルバムです。このアルバムは、のちにバンドが設立したレーベルEMERGENCY BROADCAST SYSTEMからCDで正規リリースされます。なおCDとLPでは収録曲が一部異なっています(後述)。このレコードにはクレジットがありませんがCDにはクレジットがあり確認すると、84年と89年ライブ・テイクとなっています。しかしこの記述は誤りだったことが後に判明(ここの演奏にラントンが参加していますが、89年にはラントンが不在です)。実際は88年12月のノッティンガムのテイクということです。

84年11月27日、シェフィールド大学での公演。ニック・ターナー参加のステージで彼がフロントマン。ドラムはクライヴ・ディーマーが在籍時。その他デイヴ・ブロック、ヒュー・ロイド・ラントン、ハーヴィー・ベインブリッジ、新加入のアラン・デイヴィ。
Orgone Accumulator ターナーがカルバートの曲という紹介を行い、彼がボーカルをとります。ラントンのいつもギターソロが聴かれます。終盤はターナーの激しいサックスソロも入った熱演。
Sonic Attack 飛び交う電子音に上昇する低音シンセ。ターナーがメイン・ボーカル。
Watching The Grass Grow シンセのシーケンスとコードによる長いイントロ。I.C.U.のお馴染みロックナンバー。
Damned By The Course Of Man 初登場曲。Jupiter4と思われるシンセのアルペジオに同期してドラムが叩かれ、諸行無常的なコード進行にターナーのボーカル。ラントンのサスティンを効かせたギター、ターナーのフルート。終盤シンフォニックに盛り上がる良い曲です。スタジオレコーディングテイクはありません。ムアコック作詞、ベインブリッジ作曲。
Master Of The Universe ターナー曲ですがターナーは演奏に参加していないので、ここから88年のテイクだと思われます。11月7日、ノッティンガム・ロックシティでの収録。ブロック、ラントン、ベインブリッジ、リチャード・チャドウィック。
ブロックがリード・ボーカル。演奏はムアコック作曲「Coded Languages」に変わりハーヴィー・ベインブリッジがリードをとっていきます。ブロックがボーカル・サポート。その後B面の「Ejection」の冒頭部分が聞えてフェード・アウト。したがってこの曲とB-1は同じステージだったことが分かります。
Ejection デイヴィのリードボーカル。アップテンポでイキの良い演奏が展開されます。カルバート作曲。
Motorway City 『レヴィテイション』(1980)の定番ナンバー。ボーカルはブロック。この曲はラントンのギター・ソロが入ってる方がらしいですね。作曲もブロック。
Dragons And Fables 黒剣期にラントンによって作曲されたナンバー。ヒロイック感漂うラントンらしい名曲。ボーカルも本人。
Heads このライブ時点での最新作『ゼノン・コデックス』(1988)収録曲。作曲、ボーカルはブロック。バックのオルガン風シンセに乗せたボーカルやギターが流れる印象的なナンバー。
Angels Of Death 前の曲の終盤からシンセベースと共に始まります。定番のブロック作ハードナンバー、ブロックがボーカル。間奏にラントンのギター、ベインブリッジのシンセソロが入って、盛り上がってきますがフェードアウト。CD版はエンディングまで収録されます。
ちなみにMaster Of The Universe 〜 Coded Languagesの2曲はCD版『UNDISCLOSED FILES ADDENDUM』に収録されずココだけの収録です。
なおCDは「Ghost Dance」、「Coded Languages (ココのテイクとは別で84年テイク)」が追加で収録されています。
いずれにしても、ライブで本領発揮のホークスらしいノリの良い演奏ばかりなのでお薦めの作品です。

このアルバムの一部トラックは、ホークスの一連の作品をリマスターリリースしたATOMHENGEレーベルのアルバムに分散して収められます。
Side1の「Orgone Accumulator」は『SPIRIT OF THE AGE AN ANTHOLOGY 1976-1984』(ATOMHENGEのコンピレーション、2008)に収録。
Side2は全曲『XENON CODEX』(ATOMHENGEリマスター、2010)に収録。
よってここでしか聴けないトラックは、Side1の「Orgone Accumulator」以外の2〜6曲目となります (2025年6月時点)。


関連情報

・CD版『UNDISCLOSED FILES ADDENDUM』のレビュー

・『UNDISCLOSED FILES ADDENDUM』メタルシールドのレビュー

・EXILESさんのレビュー

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2025/07/02 update


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