オリスが辞めた原因もクスリ。ヘロヘロで叩ける状態ではなかった。THE PRETTY THINGS のヴィヴ・プリンスが代役で叩いたこともある。レミーの旧友サイモン・キングがオリスの脇で代わりに叩いたことで、正式加入になった。最後にはギグの最中担架で運び出されたオリスですが、最近はクスリも抜けたのか元気ですね。

こんなことが重なり、バンドはドラッグ・バンドとしてイメージが定着、警察からマークされます。またLSD等のドラッグでおかしくなった観客とのいざこざも多発。
ニック、カルバート、キング、ダトマー、ステイシア
ギグのサウンド・チェック中に当局が警察犬を連れて、ドラッグ所持として摘発しにきたことがあり、その際ディックミックが犬にしか可聴できない周波数を大音量でPAより流した。犬たちは狂ったように暴れて、逃げ出してしまい捜査にならなかったそう。ドラッグはスピーカーキャビネットに隠していたとのこと。

Silver Machine の作者としてカルバートと S.MacManus となっていますが、S.MacManusはブロックの変名。この変名を使用したことで印税がレコード会社より一時ブロックに入らなくなってしまった。

イタリアでフリーコンサートを行った時のこと。観客は99.9%が男。ステイシアが脱ぎ出すと、興奮した観客がステージに押し寄せパニック状態に。演奏は中断、バンドは追われるようにして会場を後にしたが、ステイシアの乗った車をしつこく追いかけてきたそう。

ニックが金属製のシャツを着てステージに立った時のこと。マイクを掴んで話し始めた瞬間、大きな爆音とともにステージ後方に弾き飛ばされ、スピーカーキャビネットにぶつかり、ラックがニックの上に崩れてきた。掴んでいたマイクから電流がニックに流れており、周り中に青い閃光が。マイクを離そうにも手が動かなかった。ローディーがパニックでようやく電源を落とした。ニックの手に大きな穴と指紋が全部なくなっていたそう。病院で包帯を巻いて、そのままギグに参加したそうです。
その他、ニックが火吹きをしようと口に含んだオイルを吹き出し火をつけた途端に両手が燃え始めた。オイルが全部手にかかってしまったから。当然、大焼けど。
ニック