DVD
HAWKWIND (2007) *PAL
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2006年12月18日、ウインターツアーの最中、パスポート所有のファンに向けて実施したプライベートギグの模様を収録したDVDです。リリースはバンドによるもの。参加者は観覧代とのちに制作されたこのDVD配布料も込みの料金だったとのこと。
参加するには何かしらコスプレをしてもらうことが条件だったそうで、皆さん各々ロボットやエイリアンの出で立ち。ホークス側は特に奇抜な格好はしていません。ダンサーは相変わらずですが。
メンバーはこの時のコアメンバーの4人のみ(ブロック、デイヴィ、チャドウィック、ステュワート)です。故ジェイソン・ステュワートの演奏がとても良いです。本当に惜しい人を亡くしました。この時期はブレイクさんが不在でしたので、デイヴはギター以外に電子音もやってますが、シンセではなくNUMARKのDJ機材を使用。プロショットでカメラは3台以上回っているので、クオリティも高くファンクラブオンリーにするには勿体無い。
またホークスでのアラン・デイヴィの最後の勇姿が見れる映像となってしまいました。翌2007年6月にアランの脱退がアナウンスされます。
オープニングのThe Right Staffの後半、新アレンジでシンフォニックに盛り上がるところとか、サイケデリック戦士のジェイソンのジャジーなオルガンソロとか新しい魅力を備えてます。Orgone AccumulatorはSpace Is Deepのコーラスを
加えたアレンジでこれも新鮮。ウィシャート不在でのImagesはリチャードとアランのボーカルが違和感ない演奏です。そこから続くInfinityはPXR5のあの曲、ライブで取り上げられたのは初めてで、この年と翌年のステージで演奏されました。とても美しいアレンジです。
最後はアランの脱退を象徴するような、彼の歌うMotorheadで幕を閉じます。
・翌2007年のギグを収録したDVD "KNIGHTS OF SPACE"
2017/09/24 update