ホークウィンド・リユニオン
Hawkestra at Brixton Academy

ステージ・レポート速報!
(左)チケットの半券です。ここにはオープンが9時となっています。はっきり言って早く並ぶ必要はなかったです。入っても前のバンドが演奏している上、客の入れ替えもまともにしていない、いい加減さです。

(右)Tシャツのデザイン。緑のところには、今回の参加メンバーが列記されています。
LIQUID LEN によるライティングは、ステージ後面に白布を張りそこにイメージを投影、2つのミラーボールと10個近いカラー照明がぐるぐる色を変えまわっています。1曲目いきなり「ハシシ」です!ダンサーも登場、音は全体にそこそこ良く、明瞭に聴き取れます。良く見えませんでしたが、ディック・ミックやダトマーもプレイしていたかもしれません。ロンもボーカルで登場。演奏はカッチリしていて、不安無いものです。このメンツで Assult & Battery - Golden Void、Arrival In Utopia 等を演奏。観客はのっけから合唱状態。さすがに地元、ほとんどの客はどの曲も歌えます。次はD.トンプソンにドラマーが替わり、ラントンも登場、キーボードにはスインデルスが入って、Shot Down The Night、Angels Of Death、PSI Power などのスインデルス在籍時の曲を演奏。途中ラントンの Rocky Paths や Moonglum(会場はこれさえ合唱状態です)、ブレイクの Lighthouse も演奏されました。次はT.オリス、そしてレミー&ニックの登場で会場は興奮の坩堝に!レミーのカリスマ的人気は凄いです。そしていきなり You Shouldn't Do That!もう感動です!!ほとんど当時のメンバーです!デイヴィが引っ込んで、さらには Hurry On Sundown!ここでも観客は合唱、この曲もメジャーなんですね。そして Psychedelic Warlords の演奏、もう観客の興奮は最高潮に達し、Brainstorm、Space Is Deep 等の名曲、Masters Of The Universe では女性ボーカル(MISSION CONTROL の画像でサマンサ・フォックスと判明!久々の競演ですね)が参加。そして Sonic Attack 。レミーとニック、ブロックにロンもいれた4人で朗読されました。つづいて カルバートのRight Staff、Orgone Accumulator、そしてフルメンバー(といってもこの日集まった全てのメンバーがプレイしているのか、よく分からなかったです)が入って Silver Machine、アンコールは、やはりカルバートの Ejection !という正に Hawkestra 状態の大バンド編成のプレイは壮観でした!きっかり3時間、みんな終始総立ちで至福の時間を過ごしました。ジェネレーター2人とT.クランブル、オリス、A.パウエルの存在が少し分かりにくかったです。ベインブリッジもあまり目立たなかったです。またハウスはバイオリンに徹していました。ニックはトゲトゲで登場、途中から頭部の被り物は外し、スキンヘッドにサングラスといういでたちでサックス、フルートを吹いていました。またメンバー紹介やアナウンスは彼がMCしていました。選曲はレミー在籍時の名曲を中心にしており、ファンにはたまらない内容でした。ニックはライブ・レコーディングしているので、リリースされる可能性を話していました!!また始終ビデオ撮影もしていましたので、そのリリースも期待されます。ブロックさんも楽しそうでした。電子音もバンバン入っていましたし、後面の映像もサイケで、もう本当に最高でした。火吹き芸人も相変わらずでした。全ての演奏曲は列記するほど確実に憶えていませんが、主な演奏曲は紹介できたと思います。
Hawkestra ステージ終了後、ニックは打ち込みのリズムをバックにサックスでアドリブをやってました。時間をおいてブレイクが登場。PCや音源、キーボード1台を並べて、先頃リリースされたニューアルバム THE TIDE OF THE CENTURY の数曲と New Jerusalem をプレイ。結構頭振り乱して演奏していました。続いてデイヴィの BEDOUIN。ギター、ドラムとのトリオです。もう夜中の3:00まわっているのですが、ノリノリの演奏でした。個人的にはあまり興味ないバンドなんですが、ドラムがD.トンプソンです。最後はハウスのソロ。プログラマーと2人。ソロ・アルバムからの曲を演奏しました。やはり足元のエフェクター類の調整に余念がなかったですが、チューニングがトラブっていて、結構苦しそうでした。
全てが終了したのは、朝6時少し前でした。