HAWKWIND | BACK ON THE STREETS

ジャケット付きでのリリースでした。ATOMHENGEステージの様子です。ここでは、ドラムはシングルとなっており、ニックの姿も見えません。右端のハウスさん、被り物してた時もあったのですね。

77年に入ってリリースされたシングル。やはりポップなチューンです。作曲はカルバートとルドルフ。上記ジャケットをご覧のように、すでに76年終盤の時点で、パウエルとニックが抜けていることが判明します。ASTOUNDING SOUNDSリリースに伴うAtomhengeツアーが10月に終了。その後、ブロックを辞めさせようとターナーとパウエルが中心になって画策したかのような話があり、カルバート、ハウスがブロックを擁護してマネージャーに掛け合ったとのこと。実際のところ、どこまで事実なのか当事者でなければ分からないような話のようです。そんなゴタゴタでターナーは自ら脱退。パウエルも追うように脱退。従って、このシングルでは残った5人での演奏。B面はインスト曲でルドルフのベースとハウスのキーボードが中心になっている曲。カルバートらしきボイスが少し入っています。ともにアルバム未収曲です。もちろん、のちのCDコンピ盤等で聴くことができます。
ニックがやめるなら自分もとキングまでもが言い出したそうです。この後、ルドルフも辞め(カルバートは自分達がクビにしたと言ってました)、新たにエイドリアン・ショウが加入します。このような経緯から、このシングルはアルバムASTOUNDING SOUNDSとQS&Cの間にリリースされ、どちらのアルバムにも収録されませんでした。

HAWKWIND | BACK ON THE STREETS / THE DREAM OF ISIS

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