Compact Disc/Analog Disc
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【3CD】BLACK WIDOW - BWRCD 059-2 (2002)
【4LP】BLACK WIDOW - BWR 059 (2002)
イタリアのプログレ&メタル・レーベルBLACK WIDOWからのSF映画トリビュート企画アルバム。
CD版は3枚組でブックタイプの装丁。表紙と裏表紙。


表紙裏と裏表紙裏にディスクホルダー。中にはブックレット。裏表紙裏には収録曲のバンドごとの解説も添付。

CD ONE
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CD TWO
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CD THREE
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LP版は4枚組、3面見開きジャケ。

3面開いた状態。このサイズだと迫力あります。

ジャケ内側。「未知との遭遇』です。

ブックレットとLP4枚分のスリーブ。

ブックレットはモノクロとカラーページもあります。イタリア語と英語の併記。

参加アーティストの紹介とそれぞれが楽曲のベースにした映画の紹介まで事細かに掲載されています。
Side 1
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21世紀に入ってもアナログ盤のリリースを続けていたイタリアのプログレ専門レーベルのBLACK WIDOWから入魂のトリビュート、怒涛のCD3枚組、LP4枚組セットです。同レーベルはホークス関連で、以前『THE ELF & THE HAWK』をリリース、またサイモン・ハウスのソロ作『SPIRAL GALAXY REVISITED』(2000)、『HOUSE OF DREAMS』(2002)もリリースしています。
今回も企画ものですが、相当気合が入っています。SFムービーのオマージュを綴ったブックレットには、世界のSF映画の歴史が記されています。アルバムタイトルは50年代のロジャー・コーマン作のSF映画「美女とエイリアン」の原題(彼自身によって現在までに「トレーシー・ローズの美女とエイリアン」「スターゲイト・ミレニアム」とリメイクされています。また「ウォーニング」という別の製作者によるリメイクもあり)。ブックレットには古今のSF映画、TVシリーズなどの名作、珍作などのシーンやチラシなどの写真がたくさん掲載され、ノスタルジックなムードいっぱいです。また当時一斉を風靡したイギリスのTVシリーズ「プリズナーNo6」の特集記事や、コミックも掲載されています。
参加ミュージシャンそれぞれに課された課題は、SF映画をテーマに1曲提供すること。ホークスは、既発音源「This Is Hawkwind Sonic Attack」(97年リリースの『LOVE IN SPACE』のEP収録曲)が使用されています。インスパイア元は50年代の「地球最後の日」となっております。Sonic Attackの緊迫した状況が、あの映画のイメージとかぶるからでしょう。
その他ホークス関連ではアラン・デイヴィがロボット「ロビー」で有名な「禁断の惑星」をテーマに新曲を披露、エイドリアン・ショウが名作「サイレント・ランニング」をテーマにやはり未発曲を提供、またロバート・カルバートやマイケル・ムアコックと共演していた元ハイ・タイドのピート・パヴリが食肉植物の登場する60年代の「人類SOS」を、ホークス・フォロワーPXR. 1が50年代の「地球の静止する日」を、スエーデンのダーク・サン&ニック・ターナーが「未知からの生還」をそれぞれ扱っています。
このように徹底したアーティスト・コントロールが成功して、とても楽しい作品集になっています。ホークス周辺アーティストは、このほか、クレル、ST 37、Mr.クインビーズ・ベアード、Dr.ハズビーンなども揃って参加。日本からはアルス・ノヴァが「宇宙戦争」で参加。またドクター・シアターはイタリアのGOBLINの「コンタミネーション」のサントラをカバーしています。なんでもこの人、ゴブリン・ファンとのことですが、私はこのアルバムを所有していて、久しぶりにこの曲を聴いて懐かしい気分になりました。
日本のSF映画は「ゴジラ」があのテーマ曲をカバーされています。比較的メジャーどころではペーター・フローマーダーも参加しています。
CDとLPでは曲順は異なりますが中身は同じです。ただ、ジャケやブックレットのデザインは、LPサイズを基準に組まれたようで、CD版はジャケもレイアウトに収めるため縦長に歪んだものになってしまっています。ブックレットのコミックもCDでは全体に細長くなっており、もう少しなんとかできなかったのかなと思ってしまいます。しかし、このLPジャケの大きさ、迫力あるよなぁ・・と当時は思ったものです。
2025/11/30 update