Compact Disc
CLEOPATRA - CLEO21352 (1993)
92年LAで発足したクレオパトラ・レコーズはPRESSUREHEADなど現地バンドのアルバムやホークウインドのコンピレーション盤などのリリースを行っていましたが、ニック・ターナーと新作契約を行いました。ターナーは長年1stアルバムXINTODAYの再発を希望していたのですが、版権を持っている大手レコード会社はリリースに前向きではなく、この機会に新たに作り直すというコンセプトの元制作されたアルバム。
BONUS TRACK
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参加メンバーは同レーベル所属のバンドPRESSUREHEADのトミー・グレナス(Key/B/G)、レン・デル・リオ(Electronics)、同じくLA拠点のサイケバンドCHROMEに70年代〜80年代初頭まで在籍し、その後ソロキャリアを積んでいたヘリオス・クリード(G)、DIVINE HORSEMENのウエイン・ジェームズ(Program/Key/Per)の4人が参加、ターナーとLAミュージシャンのコラボレーションとなりました。参加メンバーの所属しているバンドに共通するエレクトロニクスによるパワフルな音圧、リズムの強調された同時代寄りのサウンドで再構築されています。各曲は原曲とタイトルは同じでもほとんど別物。
ボーナス・トラックは、76年当時ターナーがピラミッドの王の間で演奏したフルートの即興演奏が約25分収録されています。深い残響がとても幽玄な世界を描いています。
・NIK TURNER'S SPHYNX「XINTODAY」 (1978)のレビュー
ニック・ターナー・ディスコグラフィ
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2020/02/11 update