Compact Disc/DVD
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HAWKWIND RECORDS - HAWKVP38DD (2006)

ジュエルケース、ブックレット。デュアルディスク(片面CD/片面DVD)。

DVDプレーヤーで再生できますが、全てのプレーヤーでの動作保証はされていません。
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2006年は4月からステージを開始。デイヴ・ブロック、アラン・デイヴィ、リチャード・チャドウィック、ジェイソン・ステュワートというレギュラーメンバーにジェズ・ハゲットがゲスト参加。ティム・ブレイクは不参加でした。その中で9月にリリースされたアルバムは音と映像が楽しめるデュアルディスクとしてリリース。ファンを意識して企画された感のあるパッケージ。
CDサイドは新録音含む5曲入りのミニアルバム。前年リリースの最新アルバム『TAKE ME TO YOUR LEADER』は、正規スタジオ盤としては7年ぶりでしたので、その間に他にも多くのトラックが録られていたと思います。そうしたアウトテイクスを入れたものと思われます。曲数は少ないですが長尺曲が多いです。参加メンバーはこの時期の主要メンバー、デイヴ・ブロック、アラン・デイヴィ、リチャード・チャドウィック、 それにゲストとして、レミー(Vo)、アーサー・ブラウン(Vo)、ジェイソン・ステュワート(key)、サイモン・ハウス(Vn)そしてボブ・カルバートは生前の朗読テープを使用しての参加。エンジニアリングはブロックとデイヴィ。全体にデジタルっぽいサウンドの印象が強く『TAKE ME TO YOUR LEADER』と同傾向のムード。この年、ブロックはカルバートの朗読テープを入手し、『THE BROCK / CALVERT PROJECT』として、カルバートの朗読にバック音楽をつけたアルバムをリリース、そのアルバムから2曲ここにも収録しています。
「Uncle Sams」はお馴染みのあの曲、8分強の完全新録。リードボーカルはデイヴ。ボーカルはイコライジング処理されざらついていますが、シンセのシークエンスや電子音などがきらびやかで流麗に突き進みます。
イントロからのデジタルピアノが印象的な「Small Boy」はリズムレスのゆったりとした曲、カルバートの朗読が入ります。
アーサー・ブラウンがゲストボーカルの「The Reality Of Poverty」は9分の大作。ブルース調の出だしからブラウンの語り、テンポアップしブロックのリードボーカル。Bメロの後はスローテンポの中間部。ブラウンの語りにハウスのヴァイオリンが絡んできます。かなり激しいプレイ。その後リズムがアップテンポになり再度ブロックのボーカルによるAメロBメロ。突如低音ドラムの響きで曲調が変わり、シンセベースと高音シークエンスによる反復パートで終了。
続く「Ode To A Time Flower」は重低音を効かせた反復リズムにカルバートの朗読。前述しました『THE BROCK / CALVERT PROJECT』からの曲。
CDサイドの締めは「Silver Machine (21st Century remix)」。リミックスとありますが、これは新録で、リードボーカルにレミーを招いています。中間部と終盤のギターソロ、原曲のニュアンスをそのまま演奏していて、微笑ましいですね。中ほどズンドコリズムになりつつシンセ渦巻き、Aメロが戻ってくる頃にはレミーと一緒に歌ってしまいたくなります。でももう少しレミーのボーカル押出して欲しかったです。ちょっとオフ気味にミックスされてます。とはいえ、約7分にわたってのレミーの歌声が満喫できるのはファンには嬉しいプレゼントでした。
DVDサイドは過去のプロモーションビデオ、ツアーの模様、リハの様子など色々と入っています。それぞれDVDで発売予定と記載されていますが、のちにDVD化されたもの、されていないものもあります。
・Images プロモビデオ。画質悪いです。というか、このDVDの映像は全体に良くないです。ウィシャートをメインにして、ステージの映像を中心にオフショットなどを加工しています。ハウスも写ってますし、レーザー光線を使っていてカッコ良いですが、もう少し綺麗な映像で観たいですね。以前リリースされたビデオ『PROMO COLLECTION』に収録されていましたが、その後はDVD化されていません。
・Utopia 2000年のオージーツアーの際、シドニーのTV局ABCで収録OAされたものです。こちらは当然プロショットで演奏の様子もよく見えます。リードギターはジェリー・リチャーズ、ハウスのバイオリンプレイ、ベインブリッジの怪しい語りも全てが懐かしい。ベースはスティーヴ・テイラーが参加していました。中間部のノイズの洪水が凄まじく、かっこいいですね。この時のOA映像は、海外のファンにビデオを頂き他にも演奏しているのでDVD化して欲しいです。
・Assassins Of Allah 2005年のウインターツアーのもの。会場後方から1カメで画角固定のため雰囲気しか分かりません。ダンサー達が例によって怪しくサウンドはライン録りでまぁまぁ良好。音的にはジェズ・ハゲットのサックスがいい感です。のちに『WINTER SOLSTICE 2005』(2008)としてHAWK RECORDSよりリリース。
・The Golden Void 89年トレワギー・ツリー・フェアのステージから。薄暗いステージで画質はかなり悪いです。デイヴィがリードボーカル、ベインブリッジ、ハウスが参加しています。のちに『TREWOGY 1989』(2008)というタイトルでHAWK RECORDSよりリリース。
・Sttepenwolf 96年、デイヴの農場スタジオでのリハーサルの様子。バンド演奏は見えず、ダンサー達の練習風景。ブロックの奥さんクリス・テイトと他2名のダンサー。
・Paradox 2005年の『TAKE ME TO YOUR LEADER』ローンチパーティの様子がスライド画像で収録されており、そのBGMに流れます。前年の「Spirit Of The Age」のCDシングルなどに収録された「Paradox 2005」と同じテイクです。
Hawkwind Passportというコーナーがありポスポート登録への勧誘的スライド画像。そのBGMに流れる打ち込み曲が「Don't Be Donkish」。パスポート持ってるとホークフェストなど色々と楽しめますよ、というような内容。日本で持っていてもあまり活用できませんが。
この年は今作に合わせて10月にツアー、12月にもミニツアーを実施。その中でプライベートパーティギグを実施し、参加者は思い思いにコスプレして参加、ステージの様子を撮影したものはのちにとして配布されるというものでした。のちにDVD『SPACE MELT』(2007)として配布されました。
またVOICEPRINTからはカルバートのライブを収録したアルバムが数枚リリースされました。これがブート並みに音質の悪いものがほとんどでした。
・2006年12月のギグを収録したDVD『SPACE MELT』(2008)
・『THE BROCK/CALVERT PROJECT』(2006)
オリジナルUK盤&日本盤ディスコグラフィ 2006-2007
2025/11/20 update