Compact Disc
Top > discography > 2000 > FAMILY TREE
HAWK RECORDS - HAWKVP13CD (2000)

ジュエルケース、ブックレット。
|
2000年はようやく開催が決定したリユニオン「HAWKESTRA」に、すべてが向かっていくような年でした。前々年に中止になったNZとOZツアーを南半球が真夏の2月に敢行。メンバーはブロック、チャドウィック、リチャーズのレギュラーメンバーにハウス、ベインブリッジが久々に加わり、ベーシストはSTRANGE DAZE 98に参加していたスティーヴ・テイラー、以上6人。その後VOICEPRINTからリリースする『WEIRD TAPES』CDシリーズのマスタリング作業とこのアルバムの制作を進めながら、10月開催の「HAWKESTRA」の準備が着々と進行。
レギュラー盤の制作は行われませんでしたので、この年のホークス関係の一番新しいリリース音源はこのアルバムでした。リチャーズのサイド・プロジェクトTHE PARADOGS、チャドウィックのTHE LITTLE BIG MEN、ロンのソロやデイヴのソロ・ワークスで構成されています。ある程度は予想していたとはいえ、ジェリーやチャドウィックのプロジェクトのサウンドはハウス系に寄ったテイスト。ブロックのソロは相変わらずの世界。
The Paradogs ジェリー・リチャーズとアルフ・ハーディの2名によるプロジェクト。ハーディはキーボードプレイヤーで、この二人は、リチャーズが参加していたTUBILAH DOGのメンバーでもありました。リズムは打ち込みでホークスに通じるハード、サイケデリック路線。
The Little Big Men リチャード・チャドウィックと以前ホークスに客演したスティーヴ・べマンドの2名によるプロジェクト。打ち込みリズムに電子音やギターが絡む作風。
Ron Tree & Vital Chi / Liz Gizzad / Ron Treeトゥリー関係のプロジェクトやアーティスト。ノイズ、インダストリアル系。
Dave Brock
Auctioneer 反復リズムに口笛、シンセによる反復フレーズ。一連のソロ習作のような実験的なサウンド。以下、各曲繋がっていきます。
Space Show Biz リズムがスローになり低音のシンセに人の声。
Voice Inside My Head テンポアップし反復シンセにトランペット風シンセのアドリブ。リズムのシーケンサーによるもの。ギターのカッティングも入ります。ジャーマン・エレクトロ系。呪文のようなボイス。一旦ここでフェードアウト。
Moonbeams On Mars シンセシーケンスに乗せてサンプリングされたボイスやパッド音が流れていきます。淡々として感情のない無機質な世界が続きます。
Hawkwind
Only Time Will Tell ブロック、デイヴィ、チャドウィックによる打ち込みリズムにストリングスや電子音が流れる曲。『BUSINESS TRIP』(1994)のボーナストラック「Terra Mystica」系の神秘的なムードも漂う反復系トランス・ミュージック。
Motorway City performed by Hawkwind '79とのことで、デモ演奏のテイクのようです。シンセの音がティム・ブレイクっぽくないので、ひょっとしてスティーヴ・スインデルかポール・ヘイルズ在籍時?かもしれません。音質はかなり悪いですが、貴重なテイク。
そして10月21日、HAWKESTRA実施。と同時に『WEIRD TAPES』シリーズやこのアルバムが一挙リリースされました。そして年末にはXマス&ニューイヤー・ギグ実施(翌年 『YULE RITUAL』としてCDリリース)。どのステージも大成功で、バンドは一気に推進力をつけます。
2025/11/25 update