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SPACE BANDITS

GWR - GWLP 103 (1990)

SPACE BANDITS GWR Vinyl
シングル・ジャケ、インナー無し。

Side 1
  1. Images
  2. Black Elk Speaks
  3. Wings
Side 2
  1. Out Of The Shadows
  2. Realms
  3. Ship Of Dreams
  4. T.V. Suicide

5月から9月の間、月に1、2回のペースでフェスティバルを中心にステージを行いました。その全てにウィシャートが参加しており、9月GWRからリリースされた新作にも初の女性リード・ヴォーカリストとして参加。脱退したラントンに替わってハウスも参加。キーボードはベインブリッジが担当し、ハウスはバイオリンのみプレイしています。これ以降も彼はホークスではバイオリンのみのプレイに徹し、キーボードをプレイすることは、長い間ありませんでしたが、2002年頃には再びキーボードもプレイすることもありました。ハウスは今回アルバム録音のみの参加で、その後のアルバム・プロモーションのツアーには参加しませんでした。また前々年から参加しているドラマー、チャドウィックの初スタジオ録音アルバムでもあります。

Images は、動と静の織り成す新生ホークスを象徴するかのような名曲でウィシャートのボイスは滑らかかつ幻想的な色彩をもたらしています。ワウを効かせたハウスのバイオリン・ソロも大幅にフィーチャー。
Black ELK Speaksはネイティブアメリカンのスー族の聖者ブラック・エルクの話した言葉を書籍化した名著「ブラック・エルクは語る」(著者ジョン・G・ナインハルト)をテーマにしています。語りは著者のナインハルトの朗読した音声を使用しています。
デイヴィは単独作曲者として2曲を提供。Realmsは管弦楽団による演奏。これはホークスでは初めてのオケ導入です。バンドはハウスを抜いた布陣でUKツアーを10月から開始し、11、12月はまたしてもUSツアーに出ます。チャートでは70位、12月には同年1月に収録されたノッティンガムのステージがビデオ化されリリース。日本でもビデオ、レーザー・ディスクでもリリースされました。
なお、この作品は翌91年に日本では テイチク・レコードからCDでリリースされました。


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2018/04/22 update


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