Analog Disc
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ILLUMINATED - JAMS 29 (1983)

シングルジャケにレコード2枚が入っています。インナーなど無し。

イラストの絵面からこの頃ホークスのアルバムカバーを描いていたジョン・クルサートのものと思われます。
Side 1
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デイヴ・アンダーソンが出所となっている、初期ライブ、BBCテイクなどを寄せ集めしたもの。音質はあまり良くないですが、ファンにとっては、ラントン、クランブル、アンダーソン在籍時のライブが聴けるという意味では嬉しい。タイトルは1970-2となっていますが、70〜71年のBBCでのスタジオ録音と同時期のライブテイクが収録されています。1stアルバム、2ndアルバムからの選曲とジャム。
メンバーはデイヴ・ブロック(G/Vo)、ニック・ターナー(Sax/Fl/Vo)、ディクミク(AG)、テリー・オリス(Dr)が固定で、曲によってヒュー・ロイド・ラントン(G)、デイヴ・アンダーソン(B)、トーマス・クランブル(B)が参加しています。
当初バンド非公認のアルバムとされてきました。その後のDEMI-MONDE、THUNDERBOLTからのリリース全ても同様です。これはアンダーソンが勝手に販売しているものなので、バンドの利益にはなっていないとのことで、ブロックはインタビューで「本当にファンは混乱するし、我々も頭を悩まされている。何度もアンダーソンにリリースをストップさせようとした。彼はニックを通じてたくさんのテイクを持っているが、劣悪な音質のものばかりだ。『SPACE RITUAL VOLUME2』など、オリジナルには収録できなかったアウト・テイクスなんだ。」と語っていました。この後この音源をベースに様々なダブリものがリリースされていきます。
その後WIKIPEDIAのHawkwind discographyでは、このアルバムはArchive releasesにセグメントされています。同系統の『BRING ME THE HEAD OF YURI GAGARIN』(1985)のみ、ブロックの承認が得られなかったと記載されているので、このアルバムは承認を得たということのようです。
LPレコード2枚組で、ほとんどのテイクは後にDEMI-MONDE系のCDに収録されていきますが、Side4の『Improvise...Compromise...Reprise』だけは、ここでしか聴けません。Side2の最後には『Came Home』がジャケやレーベル面にクレジットされていますが、入っておりません。ディスク1はモノラルトラックばかりで、ディスク2はステレオのようです。なお、ほぼ同じジャケで5年後にTHUDERBOLTから再発が出ています。その他にもDisc1のみのパッケージとか、様々に再発されました。
【Side1-1〜3】71年5月19日 BBCのメイダ・ヴェール・スタジオでOA用に収録。ブロック/ターナー/ディクミク/オリス/アンダーソン
Master Of The Universe 公式では『ドーン・オヴ・ホークウィンド』(1999)に収録されたテイクと同じものです。同年8月にリリースされる『宇宙の探究』に収録される曲、アルバム収録に先駆けての演奏かもしれません。ターナーのリードボーカル。
Dreaming 『WEIRD 108』に収録されていたテイクと同じ。「You Know You're Only Dreaming」の初期状態。
Shouldn't Do That 同じく『WEIRD 108』の収録テイク。前曲と繋がって演奏されます。ここでは短めの演奏時間となっています。フェードアウト。
【Side1-4】70年8月18日 メイダ・ヴェール・スタジオでOA用に収録。ブロック/ターナー/ディクミク/オリス/ラントン/クランブル
Hurry On Sundown 『WEIRD 106』の収録テイク。ラントン在籍中で彼のギターソロが聴けます。ベースはクランブル。
【Side2-1〜3】70年11月5日 ロンドンでのギグ。ジョン・ピールのラジオOA用に収録。ブロック/ターナー/ディクミク/オリス/クランブル
Paranoia ライブテイク。この曲と次の曲は公式リリースには収録されていません。1stアルバムからの曲です。
See It As You Really Are ライブテイク。繰り返しがテンポアップして最後に電子音の乱舞で終了。
I Do It 『WEIRD 106』収録テイクと同じ。You Shouldn't Do Thatの初期アレンジ。
【Side3/Side4】71年2月19日 エセックスのコルチェスター・テクニカル/カレッジでのギグ。ブロック/ターナー/ディクミク/オリス/クランブル
Sound..Shouldn't..Improvise... ライブテイク。イントロはノイズ乱れ飛ぶインプロ、すぐに「You Shouldn't Do That」が始まります。延々とリフを繰り返していきます。終盤スケールを全く無視したターナーのフルートの即興が入り、なおも続きますがフェードアウト。
Improvise..Compromise..Reprise. ライブテイク。全曲と同じくノイズと電子音のインプロから開始しますが、珍しく長めのノイズ・インプロを繰り広げていて、オリスはシンバルなどでノイズサウンドを出しています。前半テープのヨレのような音切れをがあります。荒れ狂うノイズの嵐からギターとベースが「You Know You're Only Dreaming」のフレーズを弾くと、突如「Be Your Self」のリフとボーカル。そこから一気にリズムパートへ。サックスのアドリブが演奏されていますが、最後はフェードアウト。
音質は良くないですが、初期の混沌としたライブの様子を知ることができます。
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2025/12/09 update