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1998.11.08. Upload.

2000.11.16. Updated !

"ZONES"
1983

zones

CD:ANAGRAM RECORDS/CDM GRAM 57

1.Zones / 2.Dangerous Vision
3.Running Through The Back Brain
4.The Island / 5.Motorway City
6.Utopia 84 / 7.Social Alliance
8.Sonic Attack / 9.Dream Worker
10.Brainstorm

Line-Up
(See Below)



フリックナイフに移籍してからのホ〜クスは、RCA時代からこのレ〜ベルでリリ〜スしていた過去のメンバ〜のソロや別バンド、ホ〜クスの未発表音源などを集めた「Friends & Relations」というコンピレ〜ション盤の続編を出したり(シリ〜ズ全部で3枚)、久々にレミ〜様(!)を迎えて「Night Of The Hawks-Earth Ritual」というEPを出したりしていたらしいですが、'83年に「純然たる新譜」としては初の本アルバムをリリ〜スします。とはいえ、本アルバムも新曲と過去のマテリアルの混在したコンピレ〜ションもどきですが。ちなみに「Friends & Relations」の3枚は後に「The Best Of Friends & Relations」なるタイトルでCD1枚にまとめられて再発(当然曲抜けあり)、「Night Of The Hawks」はEP「Hawkwind Zoo」、EP「Sonic Assassins Live」、シングル「Motorhead/Valium Ten」とCD1枚にまとめられ、「Mighty Hawkwind Classics」というタイトルで再発されています。

各曲についてのクレジットが無いので誰がどの曲に参加しているのかなど詳しいことは不明ですが、参加メンバ〜はDave Brock (Guitar ,Keyboards ,Vocal) , Nik Turner (Sax , Vocal) , Harvey Bainbridge (Bass , Keyboards) , Ginger Baker (Drums) , Huw Lloid Langton (Lead Guitar) , Keith Hayle (Keyboards) , Martin Griffin (Drums) , スペシャルゲストにMichael Moorcock (Vocal)となって います。1.「Zones」から3.「Running Through The Back Brain」以外はライブ録音の様です。

1.「Zones」はSEとヴォイスによる短いオ〜プニング。よくやるんですよね、こういうの。ホ〜クスって。2.「Dangerous Vision」はさめざめとした曲調が心地よい名曲。ヴォ〜カルはブロック様?ちょっと違う気もしますが。「諸行無常ヴォ〜カル」でやって欲しかったですね。4.「The Island」はタイトルこそ違え、「Levitation」に収録の「The Fifth Second Of Forever」と「Dast Of Time」の中間部を合わせた曲です。6.「Utopia 84」は「Choose Your Masques」に収録の「Arrival In Utopia」を期待したのですがそうではなく、同アルバムの「Utopia」とも違います。SEとナレ〜ションの短い曲。続いて演奏されるブロック様のソロシングル曲の7.「Social Alliance」では、ようやく正真正銘ニック様が登場。ブロック様(中央)とニック様(右)のツインヴォ〜カル(雄叫び?)とサックスのソロ(イカれててGoo!)まで披露してくれます。曲自体もカッコいいですね。

・・・そしていきなりのホイッスルで始まる10.「Brainstorm」!ニック様だニック様だああニック様だ!ヴォ〜カルがニック様だ!ああ、何年振りでしょ、生きててよかった、と思ったコトでしょう。リアルタイムに聴いていたファンは。ブロック様のヴォ〜カルバ〜ジョンもいいんですが、やはりこの曲はニック様の「ヨレた」ヴォ〜カルの方がしっくり来ますね。なんつったって作者だし。中間部ではニック様のパンニングで音を左右に飛ばしまくったフリ〜キ〜なサックスソロも聴くことができます。イカれたオヤジだぜ、相変わらず。ああ、このまま復帰してくれればよかったのに。カ○ヴァ〜トもいなくなったコトだし。ラントンの達者なギタ〜も曲にメリハリをつけていてよろしい!「Space Ritual」バ〜ジョンに次ぐ名演でしょう。演奏は再びいきなりのホイッスルでブチ切れます。ウム、男らしくて(?)結構!

アルバムリリ〜スやディストリビュ〜ションの面では低迷していたのですが、バンドは勢力的にベネフィット・コンサ〜トやフリ〜フェスティバルなどに出演、'84年には以後10年以上に渡ってホ〜クスのベ〜ス・ヴォ〜カルを勤める事になる「若き」ベ〜シスト、アラン・デイヴィを迎えてスト〜ンヘンジでの野外コンサ〜トに出演、その録音を次作「Stonehenge This Is Hawkwind Do Not Panic」(長いってぇの!)として翌'84年にリリ〜スします。ニック様も一角モヒカンでゲスト参加しています。未聴ですが・・・



2000.11.16.のリニュ〜アル版は こちらをどうぞ。


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