ホークウィンド・デイズ・コラム
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2019年12月16日
MICHELE CONTA / ENDLESS NIGHTS
AMS - 306CD (2019)
1年前にここのコラムでロカンダ・デッレ・ファーテの思い出を書きましたが、そこで触れていたロカンダのピアノ奏者であり、作曲の要であったミケーレ・コンタがついにソロアルバムをリリースしました。再結成ロカンダは、ファンにはとても嬉しい出来事だったのですが、あのロカンダで主役級のピアノを弾き、作曲やアレンジでの役割が大きかったコンタが不在だったことが唯一残念と感じていました。
そのコンタが、ここ数年、Youtubeで新曲を披露、あのロカンダらしいピアノとダイナミックな曲調が聴けました。そしてついに今年ソロアルバムをイタリアのAMSからリリース。イタリアのアーティスト達に混じって、ドラムにギャビン・ハリソンが一部参加。
ロカンダをよりメロディアスにした曲調で全編美しいメロディーが流れています。インストやボーカル入りもあり、曲によっては、プログレらしいアップテンポでのインタープレイもあり、ロカンダの新作と言って良い素晴らしい出来栄え。ロカンダが解散した今となって、なんともありがたいアルバムです。
話は変わりますが、新作といえば今年もホークウインドの新作以外にも、旧メンバー関連の作品も色々リリースされていて賑やかな年でしたが、今後当サイトではそれらニック・ターナーやホウクローズ、アラン・デイヴィなどの作品はディスコグラフィ化していこうと考えています。一度に全部作るのは量的に不可能ですので、徐々に追加していくつもりです。まずは安定した活動を続けているホウクローズ辺りから。
2019/12/16 update