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2002.12.28. Upload.

"FRIENDS AND RELATIONS"
2002

hawkwind friends and rerations

CD:FLICKNIFE (???) / CLP 1243-2

1.Who's Gonna Win The War? / Hawklords (Live 78)
2.Golden Void / Sonic Assassins (Live 77)
3.Robot / Hawkwind (Live 77)
4.Raj Neesh / Inner City Unit (1982)
5.Good Girl, Bad Girl / Michael Moorcock's Deep Fix (1982)
6.Valium Ten [New Cut] / Hawkwind (1978)
7.Human Beings / Inner City Unit (1982)
8.Time Centre / Michael Moorcock's Deep Fix (1982)



2002 年、突如として 4 枚リリ〜スされたホ〜クス CD 紙ジャケ再発シリ〜ズ (?) の内の一枚。'82 年にフリックナイフレ〜ベルからリリ〜スされた アナログ盤 をほぼそのまんま CD 化したものです。内容はタイトル通りの 「お友達関係」 で (なんじゃそれ)、ホ〜クスのライブ音源、ホ〜クロ〜ズやソニックアサシンズと云ったホ〜クスの変名バンドの音源、ニック様の別バンドの音源、ムアコック爺様のソロ音源を収録したコンピレ〜ション。ちなみにアナログ盤時代にはこの 「お友達関係」 はシリ〜ズ化されて 「Friends And Relations Twice Upon A Time」「Friends And Relations Volume 3」 といった続編がリリ〜スされており、本アルバムも含めその収録曲のほとんどはその後何らかのコンピに収録される形で CD 化されていますが、アナログ時代のアルバムを (ほぼ) そのまんまストレ〜トに CD 化したモノは本アルバムが初となります。尚、オリジナルのアナログ盤の収録曲と CD 化時の収録状況は こちら をご覧下さい。

本 CD のリリ〜ス元ですが、ジャケにもディスクのレ〜ベル面にも今回の再発を行ったレ〜ベルのクレジットが無く、裏ジャケに FLICKNIFE のレ〜ベルロゴが入っているだけでしたので (コレもオリジナルのジャケの単なる複製) 上のクレジットも一応 FLICKNIFE としておいたのですが、実際はどうもハッキリしませんっつうかとりあえず FLICKNIFE では無さそ〜です。とっくのムカシにタタんじゃってますしね、FLICKNIFE って。それに後述しますが、ど〜考えても FLICKNIFE とは縁もゆかりも無いアルバム まで今回の紙ジャケ再発に含まれていますし、な〜んかいかがわしさがプンプン漂ってますね。結局アンオフィシャルのリリ〜スで、バンドや関係者には一銭も実入りが無いんだろうな、やっぱコレも。いや、買っちゃった身でこんなコト云えたスジじゃ無いんですケド・・・スミマセン>船長。



Closs Check

Track Name

Album Title (Track No.)



1.Who's Gonna Win The War? / Hawklords (Live 78)

The Best Of Hawkwind, Friends & Relations (1)

ホ〜クスが '78 年頃 "HAWKLORDS" と名前を変えていた時期のライブ音源だそ〜です。本アルバムと上記リンクのアルバムに収録されたバ〜ジョンはオリジナルのアナログ盤に収録されていたものですが、編集で若干尺を詰めたバ〜ジョンが '82 年に FLICKNIFE からアナログ盤のシングル 「Who's Gonna Win The War / Time Of...」 としてリリ〜スされており、CD では 「Independent Days Volumes 1 & 2」 (5)に収録されています。また、コレもテ〜プ編集によりイントロのギタ〜リフを大胆に (?) カットしたバ〜ジョンが 「Weird Tapes 1」 (7) に収録されています。尚、この曲は後に "HAWKWIND" と名前を戻しての '80 年リリ〜スのアルバム 「Levitation」 (6) にスタジオ録音バ〜ジョンが収録されるコトになります。



2.Golden Void / Sonic Assassins (Live 77)

The Best Of Friends & Relations (6)
Golden Void 1969-1979 (DISC 1-12)
Friends & Relations The Very Best Of & The Rarities (DISC 1-6)

バンド名の 「Sonic Assassins」 というのは '77 年 12 月 23 日、Burnstaple でのクリスマスのファミリ〜イヴェントに出演するために結成された (?) 単発ライブバンドで、メンツはブロック様、カルヴァ〜ト、そして後にホ〜クスの主要メンバ〜となるベインブリッジ (b) とマ〜ティン・グリフィン (ds) 、そしてさらにこれも後にホ〜クスの U.S. ツア〜を臨時でサポ〜トする事になる (ハウス様がツア〜の最中にデヴィッド・ボゥイのバンドに身売りしてバックレたらしい・・・) Paul Hayles (key) とのことです。この日の演奏曲目は他に "Over The Top"、"Magnu"、"Angels Of Death"、"Free Fall"、"Death Trap" が陽の目を見ており、CD で GET するならまとめて収録されている 「Weird Tapes 1」 が一番手っ取り早いでしょう・・・ってもう廃盤だったりしてっつうか廃盤だろうなきっと (汗)。尚、この曲のオリジナルはプログレ・ホ〜クスの名盤、「Warrior On The Edge Of Time」 (2) に収録の 「The Golden Void Part II」 。



3.Robot / Hawkwind (Live 77)

The Best Of Hawkwind, Friends & Relations (2)
The Best Of Friends & Relations (3)
Friends & Relations The Very Best Of & The Rarities (DISC 1-3)

ホ〜クス名義のライブ音源。オリジナルのアナログ盤ではエンディングが最後まで収録されていたとのコトですが、本 CD では・・・っつうかコレまで CD に収録された他のどのバ〜ジョンも同じですが、残念ながらエンディングはフェ〜ドアウト。冒頭で 「ほぼそのまんま CD 化したものです」 と書いたのはそ〜ゆ〜ワケです。しっかしなんだってまた・・・アナログ盤時代のステレオマスタ〜が残ってるんだったらそのまんま CD に落とした方が早いと思うんですケド。っつうか残って無いからこ〜ゆ〜コト (?) になってるんだろ〜なきっと。ちなみにこの曲の初出は 「P.X.R. 5」 (6) に収録のバ〜ジョンですが、そっちもライブ音源です。



4.Raj Neesh / Inner City Unit (1982)

The Best Of Hawkwind, Friends & Relations (6)
The Best Of Friends & Relations (2)
Friends & Relations The Very Best Of & The Rarities (DISC 1-2)

「Inner City Unit」 というのはニック様が結成したのか加入したのか解りませんがとにかくメンツだったバンド (←確認しろよコラ)。この曲はアナログ盤時代に本アルバムのために新規に録音された 2 曲の内の 1 曲だそ〜です。ちなみに 「もう 1 曲」 っつ〜のは 7.「Human Beings」 とのこと。



5.Good Girl, Bad Girl / Michael Moorcock's Deep Fix (1982)

作詞、ヴォ〜カル、コンセプトメ〜カ〜等々としてホ〜クスとはナニかと付かず離れずのカンケ〜にある (?) SF 作家、マイケル・ムアコック爺 (←失礼) のバンドの音源。この曲は本 CD が実に史上初の CD 化となります。いや〜めでたしめでたし、まずは拍手喝采万歳三唱感謝感激雨アラレ、ってトコですね。っつうかなんで今まで CD 化されなかったのかっつうかナニを今更っつ〜感もありますが (←シツレ〜だっつうのよ)。そんな周囲の思惑をよそに (?) この曲、さめざめとした諸行無常の曲調がヒジョ〜に Good。ジ様のヴォ〜カルは相変わらず場末の飲み屋で酔っ払ってるうらぶれたヲヤヂ風なんですケド・・・って何度も何度もシツレ〜っすね、スミマセン (汗)。とにかくこの曲のためだけでも本 CD を GET する意義アリアリ、と申しておきましょう。いや、好みの問題もありますので 「フザけんなドコが名曲じゃカネ返せコノヤロウ!」 とかってネジ込まれても困るんですが。



6.Valium Ten [New Cut] / Hawkwind (1978)

The Best Of Hawkwind, Friends & Relations (14)

バンド名はホ〜クス名義になっていますが、実は (?) 1.「Who's Gonna Win The War?」 と同じ "HAWKLORDS" 時代の録音らしいです。この曲はアナログ盤時代には 7" シングル 及び 12" シングル としてリリ〜スされていますが、本 CD と上記リンクの CD に収録されているのは 7" バ〜ジョンとのことです。ちなみに 12" バ〜ジョンは 「Mighty Hawkwind Classics」 (5) 等のコンピや、カセットテ〜プ音源 (の CD 化) の 「Weird Tapes 2」 (6) に収録されており、両者の違いは本 CD の 7" バ〜ジョンの方が編集 (っつうかフェ〜ドアウト) で若干短くされているだけの様です。



7.Human Beings / Inner City Unit (1982)

Hawkwind Friends & Relations The Rarities (13)
Friends & Relations The Very Best Of & The Rarities (DISC 2-13)

再びニック様のバンドの音源。4.「Raj Neesh」 でも述べた通り、アナログ盤時代の本アルバムのために録音された 2 曲の内の 1 曲とのこと。



8.Time Centre / Michael Moorcock's Deep Fix (1982)

The Best Of Hawkwind, Friends & Relations (7)
The Best Of Friends & Relations (12)
Friends & Relations The Very Best Of & The Rarities (DISC 1-12)

こちらも再び (?) ムアコック爺サマのバンドの音源。アナログ盤時代、通し番号付き 500 枚限定でリリ〜スされたと云うシングル 「Brother In Rosenstrasse」 (FLICKNIFE/EJSP 9831) の B 面曲とのこと。



ほとんどの曲が既発のコンピとのダブりモンですが、やはり 5.「Good Girl, Bad Girl」 の史上初の CD 化っつ〜コトで我々ホ〜クスファンにとってはマストアイテムなのではないでしょ〜か。っつうかまぁファンの方でしたら完全ダブりモンだろ〜がナンだろ〜がとりあえず紙ジャケっつ〜コトで泣く泣く (?) GET してしまうと思いますケド。他に買うモン無いしな〜、最近・・・。あと、この曲のおかげで (?) ホ〜クスとはホンのオマケ程度の付き合い (なんじゃそれ) のムアコックファンの皆様の間でもかなりの需要があるかも知れませんね。この機を逃したらまたいつ CD 化されるか解らないっつうかヘタするともう未来永劫ジ様の 「イイ娘ワルい娘」 (だからなんだつううのそれは) なんて曲は CD 化されないっつ〜恐れもありますので (←ホントかよオイ)、どちら様も (?) なるべくお早目の GET をおススメ致します。

既に目にタコができる程 (?) 書いている通りの紙ジャケで、オリジナルのアナログ盤 のジャケをかなり忠実に再現しているとのことです。印刷もオリジナル盤の初回プレス分と同じシルバ〜地になっており、リリ〜ス元が不明な割には (?) なんか気合が入ってるっつ〜か結構カネかかってそ〜ですね。あと、本 CD にはオリジナル盤には無かったインナ〜スリ〜ブと、6 つ折りのポスタ〜も付属。インナ〜スリ〜ブには収録曲のクレジットと、本 CD と同時リリ〜スされた紙ジャケ再発アイテムの宣伝が印刷されています。ポスタ〜の方は 「Astounding Sound, Amazing Music」 時代のグル〜プショットで、日溜まりの草叢で和んでいる (?) ブロック様、ニック様、ハウス様、サイモン・キング、カルヴァ〜ト、アラン・パウエル、ポ〜ル・ルドルフっつ〜面々が写っています。あ、名前の順番に他意は無いんですが別に (汗)。しっかしハウス様、この当時のルックスってどの写真見てもガラ悪いっすねってお〜きなお世話でスミマセン (逃)。

ちなみに冒頭で述べた 「突如 4 枚リリ〜スされたホ〜クス CD 紙ジャケ再発シリ〜ズ」 の残りの 3 枚は 「Space Ritual Volume Two」 (CLP 1239-2)、「Zones」 (CLP 1240-2)、「Stonehenge This Is Hawkwind Do Not Panic」 (CLP 1241-2) です。この内 「Zones」「Stonehenge This Is Hawkwind Do Not Panic」 は本 CD 同様に元々 FLICKNIFE 音源ですので特に問題は無い (?) んですが、「Space Ritual Volume Two」 だけは DEMI-MONDE の音源で、なんだってまた今回の紙ジャケ再発シリ〜ズに組み込まれたのかちょっとナゾですね。レ〜ベルをまたいでの合同特別企画! をを、スバラシイ!! にしちゃ (ンなわきゃありませんが) レコ番が連続してますし。紙ジャケ再発のウワサを聞き付けて 「オレんトコも一枚乗せろ」 とかってコッソリ滑り込ませたってトコですか>アンダ〜ソンさん。あ、なんかタイトルが "SPACE RITUAL SUNDOWN V.2" とかってビミョ〜に (?) 変更されてたりしますケド、曲目見ればバレバレですのでムダな抵抗 (?) は止めた方がイイのではないでしょ〜か。尚、これら残りの 3 枚も一応 GET はしているんですが、本 CD と違いジャケはともかく内容は完全なダブりモンですので、ウチのディスコグラフィへの掲載は省略させて頂きました。いや、その、年末っつ〜コトでいかに浮世離れしたワタクシと云えども一応ナニかと忙しくしてますし・・・ってカンケ〜無いか、スミマセン。では皆様良いお年をお迎え下さい。


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